回転率とパチンコの投資玉数

パチンコの年間の投資金額をどのくらいになるのでしょうか?

こんにちわ!「パチンコ、負けない立ち回りと確率の密接な関係」の管理人、友紀です。

前回の記事では、パチンコの年間トータル出玉数についてお話しました。

年間の獲得出玉数が分かれば、あとは獲得出玉数から投資玉数を差し引くことでパチンコの年間収支を計算することができます。

今回は投資玉数をどのように計算するかお話します。

パチンコの遊戯では、大当たり消化中以外は常に、持ち玉を打ち込むか現金投資を行ってパチンコ玉を消費していきます。自分がプレーする間に消費した玉数をトータルしたものが投資玉数になります。

この投資玉数を計算するのに用いるパラメーターが回転率です。回転率は1000円分の玉数250個で何回転プレーできるか(何個スタートチャッカーに入賞するか)を表した数値です。

通常のCRデジパチであれば、パチンコ店の換金率にもよりますが、回転率が15から25くらいの範囲になるように釘調整されています。

回転率は現金投資中であれば、簡単にチェックすることができます。つまり1000円分の玉をすべて打ち込んだときにデータ表示器の回転数が何回転増えたか確認すればいいわけです。

ただし、1000円打つ毎に回転率はかなりばらつきますので、正確な回転率を把握するまでには結構な投資が必要です。回転率のばらつきについてはまたの機会にお話します。

それでは、投資玉数の具体的な計算方法を説明します。回転率がxに釘調整されたパチンコ台で総回転数n回転プレーする場合の投資玉数を計算してみましょう。

回転率がxということは、x回転プレーするごとに250個の玉数を消費することになります。ですからn回転プレーした場合の投資玉数(ここではDlとします)は以下の計算式で表されます。

パチンコの投資玉数の計算式

この数式から計算した投資玉数と回転率の関係を以下のグラフに示します。ここでは以前の記事でお話した会社員のパチンコ年間プレー数n=180000回転のケースについて計算します。

パチンコの投資玉数の回転率依存性のグラフ

数式とグラフからわかるように、投資玉数Dlは回転率xに反比例します。グラフの例で言うとx=15の300万個からx=25の180万個まで、回転率が大きくなるほど投資玉数は減少していきます。金額に換算すると1玉4円ですから1200万円から720万円まで投資金額が減少します。

このように回転率が高い、良く回る台ほど投資玉数(あるいは金額)が少なくなり単純に勝ち易くなります。

回転率が1回転違うだけで年間の投資金額は数10万円変わってきますので、普段から自分が打つ台の回転率をチェックし、高回転率の台でプレーすることが収支を向上させる上でとても重要になってきます。

あなたもパチンコを打つ時は、釘を良く見て回転率が良さそうな台を選ぶことと、プレー中の回転率のチェックを心掛けてください。

次回の記事では台選びの基準となる回転率「ボーダーライン」についてお話します。

今日はここまで!