こんにちわ!「パチンコ、負けない立ち回りと確率の密接な関係」の管理人、友紀です。
あなたがパチンコを打っていて一番楽しいのはどんな時ですか?
おそらく、確変に突入して大当たりが連チャンしているときでしょう。今回はパチンコの連チャンがどのくらいの回数継続するのかお話します。
パチンコの連チャン継続回数は前回の記事でお話した、連チャン継続率Pcで決まります。スーパー海者物語M55WのPcは0.695(69.5%)でしたね。初当たりから連チャンがr回継続する確率(ここではPrとします)は連チャン継続率Pcを用いて次の式で表されます。

この式から計算したスーパー海者物語M55Wの連チャン継続回数の発生頻度を以下のグラフに示します。

連チャン継続回数が大きくなっていくと単純に発生頻度が低くなっていきます。一番発生頻度が高いのが単発で、発生頻度30.5%です。初当たりの3回に1回くらいは単発で終了してしまいます。
発生頻度を累積していくと、連チャン回数9回までで96.2%になります。ですから10連チャン以上の大連チャンが発生する頻度は3.8%(約1/26)となります。スーパー海者物語M55Wの1日の平均初当たり回数は約7回ですから、このような大連チャンは毎日打てば4日に1回くらい体験できる発生頻度になります。
発生頻度をさらに累積していくと、連チャン回数19回までで99.9%になります。ですから、スーパー海者物語M55Wではどんなに連チャンしても20連チャンくらいが限界と言えます。
さて、連チャン継続回数の発生頻度の分布がわかりましたので、連チャン継続回数の期待値(平均値)を計算してみたいと思います。連チャン回数の期待値raveは以下の式で表されます。

連チャン回数の期待値は、連チャンが終了する確率(1-Pc)の逆数になります。結構単純な式ですね。
スーパー海者物語M55Wについて計算してみると連チャン継続回数の期待値raveは3.28回となります。初当たりが確変絵柄だった場合は、これに1を足した4.28回が確変突入時の平均連チャン回数になります。
上のグラフでrave未満の連チャン回数の発生頻度を累積すると66.4%になります。ですから、初当たり毎の連チャンの期待度はrave未満のショボ連で終わる確率が約2/3、rave以上の長い連チャンとなる確率が約1/3になります。
この傾向はどのスペックのパチンコ台を打っても似た傾向になります。つまり、ショボ連で終わる頻度が結構高いと言うことです。ですからパチンコを打つ時は過度に長い連チャンを期待せず、平均連チャン回数raveくらいまで連チャンが伸びたらラッキーくらいの気持ちで打つように心掛けましょう。
今回までの記事で、パチンコの初当たり回数の期待値と確変時の連チャン回数の期待値の計算方法がわかりました。この2つがわかると1日や1年と言った期間でトータルでどのくらいの大当たりが引けるか計算できます。次回以降の記事ではトータル大当たり回数と出玉数についてお話していきます。
今日はここまで。